? 青汁 | 大麦若葉の効果

美味しさ「大麦若葉の効果」

大麦若葉とは?

大麦若葉拡大イネ科の植物大麦の若葉のことで、各種ビタミン、ミネラル類、酵素など多くの栄養素をバランスよく含んでいます。


高血圧、脳卒中予防大麦若葉の栄養成分には、タンパク質をはじめビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、カリウム、カルシウム、カロチン、マグネシウム、マンがん、亜鉛などのビタミンやミネラル、その他に食物繊維といった栄養素や、葉緑素(クロロフィル)、SOD酵素が含まれています。

大麦若葉に含まれる栄養素には、その含有量の多さも優れている成分が多く、一般的な野菜と比較して多く含まれている。鉄の量は11.7mg/100gと、ケール(0.8mg)の14.6倍にもなり、さらに、大麦若葉はβカロテン、ビタミンCなどの抗酸化作用を持つ栄養素も豊富に含んでいます。

効果効能

がん予防効果
大麦若葉を愛飲してる人たちから「がんが消えた」とか「がんが小さくなった」という報告が相次いでいます。大麦若葉の成分を探っていくと、確かにがんに対して有効な成分が発見されました。がんはふつうの細胞が何らかの理由によって、がん細胞に突然変異することで発生します。その理由のひとつに、突然変異を引き起こす発がん性物質があります。コールタールに含まれるベンツピレンや、ふきのとうやわらびに含まれるフキノトキシン、焼き魚の焦げの発がん物質などはよく知られています。実験で大麦若葉はこれらの発がん性物質の発がん作用を抑えることがわかりました。大麦若葉にはペルオキシダーゼという酵素が含まれています。この酵素は発がん性物質を無害なものに変えて細胞ががん化するのを防ぐ事ができます。また大麦若葉には発がん抑制物質であるビタミンA、C、Eがたくさん含まれています。これらの作用がんに打ち勝つ大きな力となったことは充分に考えられます。以前は植物性油(リノール酸)がコレステロールを取り除くといって話題になりましたが、最近リノール酸のような不飽和脂肪酸は活性酸素により酸化されやすく、やがて生じる過酸化脂質が細胞のDNAや細胞膜、血管壁を傷つけてがん化させたり、炎症やアトピー、糖尿病の疾患の原因になることがわかってきました。大麦若葉は酸化を防ぐ抗酸化作用をもつので、前述のような疾患の予防に強力な効果を出すものと考えられています。
高血圧・脳卒中予防効果
高血圧、脳卒中予防高血圧の原因はいくつかありますが、最も怖いのが血管にコレステロールが付着し、血管が狭く、硬くなっているために起きる高血圧です。高血圧を防ぐには、まず血液内のコレステロール値を下げる必要があります。このコレステロール値を下げるのに、大麦若葉が大変効果があります。大麦若葉のなかには、ヘクサコシルアルコールという物質が含まれています。この物質は、腸管からコレステロールの吸収を抑制する作用があり、高コレステロール値患者の治療薬として使えわれているベータシトステロールという成分も含んでいて、血液中のコレステロール値を下げる事ができます。高血圧のもうひとつの大きな原因に塩分の取りすぎがありますが、対抗策として塩分控えめはもちろん、血管を広げる働きのあるカリウムというミネラルを充分摂取することが大事です。大麦若葉にはこの天然のカリウムが多く含まれています。
心臓病予防効果
ケールに含まれるビタミンB1は糖分をエネルギーに変える、糖質代謝に必要不可欠なビタミンで、これが欠乏すると体のエネルギー「アデノシン三リン酸」(ATP)の生産ができなくなり、疲労がたまりやすくなたり、脳のエネルギーであるブドウ糖も不足しますので、精神が不安定になったりもします。ビタミンB1は脚気、アルツハマーの改善や、白内障の予防になります。
心臓病予防効果
心筋梗塞は、冠状動脈がコレステロールなどの老廃物によって詰まってしまったり、中の過酸化脂質や酸化物で血管壁に炎症が起こり血小板が凝集して血栓ができたりすることで、冠状動脈が血行不良となって、そこから先の細胞に栄養や酸素が流れず、壊死してしまうことによって起こります。この軽いものが狭心症です。狭心症や心筋梗塞予防には、冠状動脈を塞いでしまうような老廃物を、血液中に増やさないことが、最大の予防策になります。大麦若葉にはコレステロール値を下げる物質や抗酸化成分(2-0グルコシルイソビテキシン)、血小板を抑制する成分などが含まれていて、冠状動脈にすでに詰まってしまった老廃物を溶かしてしまう効果もあります。心臓は、筋肉によって動いています。筋肉が円滑に動くためには、カリウムが必要です。カリウムは疲労するにしたがって、血中濃度が下がり、かわりにナトリウムの濃度が高くなります。また、ストレスもカリウム濃度を下げるといわれています。心臓をはじめ、全身の筋肉を活発に働かせるためにも、カリウムが重要な働きをします。
老化防止効果
老化の原因は、血管が血中の酸化物や過酸化脂質等で酸化されたり、老廃物などによってもろくなったり、硬くなったりすれば、高血圧や血行不良、はては心筋梗塞や狭心症などの病気をもたらします。血管の若さを保っていれば、老化のスピードをかなり遅らせることも可能と言われています。大麦若葉は、血管壁を構成しているリポタンパク質の酸化を防ぐ成分を豊富に含んでいるので、血管の硬化を防ぎ若い弾力性のある血管を保つことができ、ひいては老化の抑制につながるのです。また、コレステロールの沈着を防ぎ、血行をよくする効果も大麦若葉にはあります。 大麦若葉が内臓など身体全体の働きを活性化することで、新陳代謝を活発にし、皮膚の若返りにもたいへん効果があります。
糖尿病予防効果
糖尿病は治りにくい病気です。悪化すると、さまざまな合併症を併発します。なかでも怖いのが血管障害で、糖尿病で亡くなる人の4割もこれが原因です。大麦若葉は、動脈硬化を防ぎ、血行をよくする効果があります。糖尿病が原因の血管障害にも、効き目を発揮します。糖尿病は、すい臓から分泌されるホルモンの一種インシュリンの不活性が原因です。インシュリンが不足すると、ブドウ糖が筋肉等に吸収されなくなり、血液中の糖度が高くなります。吸収されない糖はやがて尿と一緒に排泄されます。糖尿病の改善には、インシュリンの働きを助けてやることが肝腎。インシュリン注射が治療に使われるのはそのためです。このインシュリンと同様の働きが大麦若葉にも認められました。マウスの実験で、正常マウスと、あらかじめブドウ糖を注射して高血糖にしたマウスに、大麦若葉の水溶性成分を静脈内投与したところ、血糖値は大きく下がり、しかも長時間、持続したのです。大麦若葉の摂取で血糖値が下がった事実からも、糖尿病改善に大麦若葉は有効といえます。
肝臓病改善効果
大麦若葉にコリンとカリウムが豊富に含まれています。コリンは肝臓にたまった脂肪を分解してくれる働きがあります。また、カリウムも肝臓になくてはならない物質で、肝硬変を患っている人は、このカリウムが欠如した状態にあります。このほか、大麦若葉のバランスのとれた栄養が、肝臓の再精力を高めてくれるものと思われます。胃液の分泌をうながし、胃腸の調子をよくするのも、大麦若葉の顕著な働きです。
胃腸病改善効果
大麦若葉はまず、酵素などの働きで消化を助け、しかも、クロロフィルの働きによって、胃の粘膜などにできていた潰瘍を治してくれます。また、胃潰瘍など胃腸病の主な原因がストレスにあることはよく知られています。ストレスが強くなると、カリウムが放出され、胃のぜんどう運動などがうまくいかなくなります。カリウムを多量に含む大麦若葉は、こうした状態も改善します。
美容効果
大麦若葉に含まれるSOD酵素には身体の中で過剰に発生した活性酸素を無害化するといった抗酸化作用の働きがあり、細胞の老化をはじめ様々な生活習慣病に対して好影響を与えてくれます。SOD酵素による美容面での効能を例えると、メラニン色素の増殖を抑えたり、過酸化脂質の生成を抑制することにより、シミ・シワ・くすみ・タルミなどといったお肌の老化に伴う肌トラブルを予防・改善してくれるといった効果が期待できます。内臓の調子が悪ければ、肌はつやがなくなり、また、血液や皮膚が酸化してくると、肌はカサカサになってきます。このように、内臓の不調や酸性化が原因で、つやのない肌も、大麦若葉が、潤いのある肌を取り戻してきます。これは、内臓の調子がよくなり、酸性化が改善さるからです。さらに、大麦若葉に含まれるビタミンCは、メラニン色素の生成を抑えてシミを防ぎ、免疫力を高めてニキビを予防するなど、いろいろな肌トラブルに効果があります。大麦若葉に含まれるクロロフィルは、殺菌や消臭効果があります。ビタミンCとの相乗効果によりニキビを予防し、美しい肌を保つのに役立ちます。
アトピー効果
アレルギー患者の血液は、ほんらい弱アルカリ性であるはずの血液の酸性度が高くなっているという傾向がみられます。しかも、アレルギーの治療に用いられる薬の多くが、血液の酸性化を促進しています。薬の投与よりも、酸性化した体そのものを改善して、細胞を正常化することが、アレルギー治療の根本です。大麦若葉が、血液をアルカリ性にし、アレルギーの症状が軽減します。
体臭・口臭・腋臭効果
大麦若葉は体臭、口臭、腋臭に効果を発揮します。これは、大麦若葉に含まれる葉緑素の脱臭作用です。口臭などは、歯槽膿漏と胃の悪さが原因になっていることも少なくありません。大麦若は、こういった内部の炎症をいやす消炎作用があるので元から絶つことができます。
細胞活動活性効果
人間の体が働くためには、酵素が必要です。食べ物が口に入ると、唾液腺からプチアリンという酵素が出て、デンプンを麦芽糖に分解します。この働きをする酵素は、人体で3,000種以上あると言われています。その酵素のひとつに、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)がありますが、このれは、有害な活性酸素を分解して無害なものにします。活性酸素が増えると、正常な細胞をがん細胞に変えたり、心筋梗塞を招いたりします。大麦若葉には、活性酸素を分解する酵素SODが多量に含まれています。麦や稲にパラコートを撒いても枯れることはありません。それは、麦や稲にはSODが多量に含まれていて、活性酸素を分解してしまうからなのです。このような事から、細胞を活性化する効果があると言われています。
生活習慣病の改善
大麦若葉には体内でコレステロールの吸収を抑制する作用を持った成分を含んでいて、血液中のコレステロール値を下げたり血液をサラサラにする効能や、天然のカリウムが多く含まれているので高血圧を予防・改善する効果も大いに期待できます。また、これらの効能が動脈硬化の予防にもなり、結果的に脳卒中や心筋梗塞といった危険度の高い生活習慣病の発症リスクを軽減することに繋がります。さらに、大麦若葉には、過剰に生成された有害な活性酸素の消去および生成抑制の作用をもつSODが豊富です。SODのほかにも有効な成分を含みます。フラボン系化合物のもそのひとつで、極めて強力な抗酸化作用を持ちます。不飽和脂肪酸が酸化されて生成する過酸化脂質と呼ばれるものも体に有害に働きます。過酸化脂質は、細胞膜やDNAなどを傷つけ発がんや炎症などを引き起こします。この生成を抑制することは老化や慢性疾患、成人病を予防する上で重要なことです。大麦若葉は、活性酸素と過酸化脂質の生成を抑制、かつ消去する能力を持った優れものといえます。
ダイエット効果
大麦若葉に含まれるビタミンB1は、チアミンとも呼ばれ、疲労回復に欠かせない栄養素です。炭水化物、糖質を燃やす性質を持っているので、ダイエットに効果的です。大麦若葉に含まれるクロロフィルは、小腸の有害物質を排出するデトックス作用があるので、クロロフィルのダイエット効果に注目が集まっています。
便秘改善効果
大麦若葉には食物繊維も豊富で、腸内環境を整える働きがあり、便秘予防に効果的です。

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