自宅用の血糖値測定器を購入する前に知っておきたい3つの注意点
体調不良が原因で病院で検査をしたら「糖尿病」と診断されてしまった。
健康診断で「糖尿病予備軍」だと判明したので体質を改善したい。
血糖値スパイクが起こっていないか確認したい。
妊娠中の血糖値管理に必要だと言われた。
炭水化物や糖質をコントロールしてダイエットしたい。
そういった、血糖値を適切にコントロールしていく際に必要になるのが、いつでも自宅で測定できる「血糖値測定器」です。
しかし、現在のインターネットでは、痛みの強いものや信頼性が担保できていない粗悪なもの、本体価格だけではなく試験紙(センサー)が高いものなど、たくさんの種類の「血糖値測定器」が出回っているので「どの機種を買ったらいいのか?」迷ってしまうものです。
そのため、ここでは自宅用の血糖値測定器を購入する前に知っておきたい3つの注意点についてお話しします。
注意.1 血糖値測定器本体は買えても検査紙(センサー)はネットで買えないものがある!?
はじめて血糖値測定器を買った人から多く聞かれるのが「試験紙(センサー)が付いてなくて、試験紙が無くなるたびに毎回薬局まで行って購入しなくてはならなくなった。」という声です。
自宅で血糖値を測定する際には、①「本体」③「穿刺器」②「針(ランセット針)」④「試験紙(センサー)」のすべてが必要です。
そしてAmazonや楽天などのネットショップでも「本体」「ランセット針」「穿刺器」は販売していますが、実は日本では「試験紙(センサー)」のネット販売が禁止されていており、試験紙(センサー)だけは薬局で購入する必要があります。
しかも、高度管理医療機器免許を持っている一部の薬局でしか購入することができません。
そのため「仕事が忙しくて買いに行く時間がない。」「近所の知り合いに顔を合わせたくない(自分が糖尿病であることを知られたくない)」といった理由で、血糖値測定器だけ購入したまま1度も測定しなかったり、検査紙が無くなったタイミングで測定を止めてしまう人も多いのが現状です。
しかし、糖尿病先進国のアメリカでは、血糖値測定器の試験紙(センサー)もネットで販売する事が許可されています。
もし、ネット注文が可能な試験紙(センサー)を継続的に使用したい場合は、その試験紙(センサー)に対応した機種の測定器を購入するようにしましょう(血糖値測定器には専用のセンサーが必要なため)。
アメリカ法人の「糖尿病お助け隊」は、ネット注文が可能で試験紙(センサー)をアメリカから直送してくれます。⇒「Aconの血糖値測定器と試験紙(センサー)」
注意.2 試験紙(センサー)の値段が高い。1回測定するたびに139円だと月に39,900円にも!?
血糖値は食前や食後、食事の内容や量によっても大きく変化しますし、その日の体調によっても変動します。
そのため、どのような食事をしたら血糖値が上がるのか?軽い運動後にはどのくらい下がっているのか?1日に3回程度測定しながら自身の血糖値の変化を把握します。
また、インスリン療法を行っている人であれば「低血糖」を起こしてしまわないためにも、起床後すぐ、毎食前・食後、就寝前と1日に7回~10回程度測定して血糖値をコントロールする必要がある人もいます。
しかし、試験紙(センサー)の値段はピンキリで、高いものだと1枚190円程度するものもあります。毎回測定するたびに190円かかるとなると気軽に使うことができません。
仮に、1日7回測定したとすると【1回190円×7回×30日=39,900円】にもなってしまい、いくら健康維持のためにと言っても極度に生活を圧迫してしまいますので、血糖値測定器を購入する際には必ず専用の試験紙(センサー)の価格も調べるようにしましょう。
血糖値測定器 試験紙(センサー)比較一覧表
商品名 | 試験紙(センサー)1枚の価格 | 試験紙(センサー)の写真 |
Acon(エイコン)センサー | 41円(200枚定期購入の場合) | |
アキュチェックアビバセンサー | 115円 | |
フォラケアメディカルセンサー | 120円 | |
アボットスマートブルーセンサー | 121円 | |
グルテストNeoセンサー | 126円 | |
ケアファストセンサー | 128円 | |
フリースタイル・ライトセンサー | 136円 | |
LFS クイックセンサー® | 139円 | |
ワンタッチベリオセンサー | 139円 |
1枚41円(200枚定期の場合)で業界最安値のAcon試験紙(センサー)は、こちらから注文できます。⇒「Aconの血糖値測定器と試験紙(センサー)」
注意.3 血糖値測定器の品質はメーカーにより差があり各国で基準もさまざま
現在インターネットでは格安で、なかには粗悪な血糖値測定器も販売されていますが、血糖値測定器は医療機器なので信頼性の高いものを選ぶ必要があります。
血糖値に誤差が生じると間違った対処に繋がり危険なため、ISO(国際標準化機構)では、100mg/dl未満では±15mg以内、100mg/dl以上では±15%以内(2013年改訂)と誤差の範囲が定められています。また、ADA(米国糖尿病協会)では、全血糖値で全誤差を±5%未満という厳しい基準が定められています。
日本、アメリカ、EUの厚生労働省から認可を受けている血糖値測定器なら、まず問題はありません。特に、EUは血糖値測定器の基準に関しては世界中で一番厳しいと言われていますので、ヨーロッパで販売実績のあるメーカーなら特に安心と言えるでしょう。
Acon社の血糖値測定器の誤差は1%で、品質全米ベスト3の評価を受けています↓↓↓
その他の注意点
測定記録のあるものを選ぶ
血糖値を測定する目的は、血糖値をコントロールしながら食生活や生活習慣を改善していきながら、健康維持や体質改善を目指すためです。
そのためには、日々の血糖値の推移を記録してその数値を把握することが大切です。Acon社の血糖値測定器には、日時と血糖値の測定結果を記憶する機能が付いています。
痛みが少なく自分に合ったものを選ぶ
血糖値を測定する際には、針を刺して採血する必要があります。そのため、多少の痛みはつきものですが、その痛みは針の太さと刺す深さによって変わってきます。
針の太さは27G、28G、29G、30Gと表示されています。数字の大きいほど針は細く、痛みが少なくて済みます。なので30Gのランセット針対応の機種がお勧めです。(Aconの血糖値測定器は、30Gの針対応ので痛くないと評判です)
使いやすさで選ぶ
試験紙(センサー)がネット注文できるアメリカ製の血糖値測定器を購入しても、説明書が英語オンリーの場合には、使い方や見方が分からない可能性があります。
Acon社の血糖値測定器には日本語の取扱説明書も付いていて、こちらから簡単な使い方の解説動画を見ることができます。⇒「Aconの血糖値測定器と試験紙(センサー)」